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#158 踏切 [鉄道シリーズ]

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 Peeronによれば発売初年は1969年。その前年に発売された#119「総合汽車セット」(記事はこちら)に含まれていた物を独立させた形で発売。車両のように目立たないものの、レゴ鉄道シリーズの定番アイテムとして1975年までカタログに掲載されていました。その後まもなく、警手の人形や小屋などが付属した#146にグレードアップしましたが、踏切自体はそのまま引き継がれていたようですから、息の長い製品といえましょう。
 当方にとっても懐かしい品物で、日本では踏切といえば黄色と黒と決まっているのに、赤と白に塗り分けられた遮断機がとてもシャレて見えたもんです。子ども心にヨーロッパの香りを感じたんですな。いやホント。
 ちなみに日本での商品名は、1968年のカタログでは「斜断機」(遮断機ではありませんゾ)、1970年のカタログからは「フミキリセット」「踏切セット」となっています。
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 下の写真は、発売時期によるプレートの違いを示します。左は発売当初の物。右は1970年以後の物で、この頃に登場した12Vシステムに対応するため、中央部に給電レールを取り付けるための溝が新設されています。
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 最近、国内オークションにて箱入りの#158を2種、譲り受けましたのでご覧にいれます。パッケージは1973年頃に変わったようです。裏面の写真は一見、同じにみえますが、上記のモデルチェンジが反映されています。
 こんな状態の物が残っておるなんて、どこかのお店のデッドストックか何かだったんでしょうか?
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#119 総合汽車セット [鉄道シリーズ]

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 英語の商品名はその名もSuper Train Set。ポイントに踏切、信号機、さらに機関車の進行方向を自動的に切り替える機構などなどが盛り込まれているのが"スーパー”たる所以でしょう。Peeron によれば発売初年は1968年。でも1970年のカタログではすでに姿を消してしまいましたから、割と短命だったようです。
 機関車の大きな煙突や排障器、客車のオープンデッキや二重屋根など、西部劇に出てくるようなアメリカの列車をイメージしているようです。イギリスではPrairie Trainすなわち「大草原列車」の商品名で売られていた模様。
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 当方の#119はイギリスのオークションサイトを通じオーストラリアの個人から譲ってもらったもの。送金の問題でちょっと手間取りましたが、無事に手元にやってきました。箱はありませんでしたが、説明書付きで、状態もおおむね良好。ただしバッテリーボックスには誰かが電池を長期間入れっぱなしにしていたらしく、液漏れの跡があり使用不可。モーターは近々テストしてみるつもりです。
 感心したのは煙突の構造で、言葉で説明するのはヤヤこしいのですが、2×2ポッチの直方体の上に3×3ポッチの直方体を、中心を一致させて結合するために、下の写真のようにポッチの無いタイルをうまく使っています。レゴビルダーの方には常識なのかもしれませんが、現代のセットなら特殊部品で処理してしまいそうなところを、既存部品の組み合わせで巧妙に構成しているのが楽しい! こういうところが古レゴの愛しいところだと思うのでした。
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#116 貨客車セット [鉄道シリーズ]

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 Peeronによれば、#116の発売は1967年。その後の何年間かカタログに麗々しく写真が載っていて、ウットリと眺めたもんです。歴代のレゴ列車セットの中でも珍しく、車両がすべて組立済みの状態でセットされており、カタログにもこの状態が掲載されていました。たぶん、店頭での見栄えを重視したのだと思いますが、子どもの頃の当方にとっては正に、「ザ・列車セット」という感じで、憧れました。欲しかったー。
 英語の商品名はComplete Train Set。日本での商品名は「貨客車セット(モーター付)」と即物的で、あまり魅力的な名前ではありませんでした。
 それはさておき、海外のオークションサイトにこのセットの出品を見つけたときは、清水の舞台から飛び降りるつもりで入札! 今、思い出してもドキドキしますが、それだけに首尾よく落札できて、イギリスからはるばる品物が届いたときは嬉しかったな〜。この歳になって、オモチャひとつでこれほど楽しい思いができるんですから、幸せかもしれません。カタログで見た通りにキチンと箱に入った状態で、もぉ〜もったいなくて、そのままPPフィルムに包んで飾ってあります。
 当方の宝物です。
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#122機関車/#123客車/#124貨物車 [鉄道シリーズ]

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 #122はかつてよく遊んだ思い出深い製品で、親戚宅から戻ってきた古レゴの中から部品をひろって復元しました。どうしても必要なのは「122」の文字が金色でプリントされたブリックで、これがちゃんと2つ揃っていたので一安心。ところが運転室前面に使う1ポッチの透明ブリックが1つ足りず、最近になってオークション品から補充、ようやくもとの形になりました。今も快調に走ってくれます。
なお#122の発売初年はPeeron によれば1970年となっていますが、1968年のカタログにはもう掲載されています。この頃のレゴの鉄道シリーズは単2乾電池3本を直列で使う4.5Vシステムが主流で、機関車はバッテリーボックスに車輪を付けた「炭水車」を引っ張っていました。
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 #123と#124は品番からもわかるように、#122に牽かせて遊ぶための車両たちですが、これは買ってもらえなかった……。親にしてみれば「機関車だけでもありがたく思え」というところだったのかも。しかたなく客貨車はバラ売りの車輪や連結器を使って細々と作っていました。ここでお目にかけるのは、海外のオークションでイギリスの個人から譲ってもらった品々の中に含まれていたもの。箱はありませんが、組立説明書付きのとてもキレイな状態でした。
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 さあ、#122の機関車が#123の客車と#124の貨車を牽いて出発! 40年の時を越えて実現したゴールデントリオの勇姿をご覧あれ!
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