ギアセット [総合]
なぜこうも1970年代のレゴが好きなのか? 子どもの頃に夢中になって遊んだのが、ちょうどその時期だったからというのが第一の理由ではあります。が、客観的に見て、この時代のレゴには現行のレゴのルーツが多く見られるのでありまして、この点がヒジョーに面白い!と思うのです。つまり、ホームメイカーやレゴクリエイターなどのシリーズや、ミニフィグなどの始祖となる製品が1970年代に続々登場しているわけですね。
で、今回ご紹介する「ギアセット」は、現在隆盛を誇る「レゴテクニック」シリーズの元祖?と言うべき代物ではないでしょうか。発売は1970年で、この年のカタログの表紙にもドドーンと登場しております。スキャンデータはこちらをどうぞ。
製品としては#800・#801・#802の3種が発売されました。#802はギア関連パーツのみのセット。これに通常のブリック各種を加えたのが#801で、さらにモーター付きなのが#800でした。当方はたぶん、#802を買ったのだと思います。
内容は大中小の歯車と軸、軸受けブリックなど。当方の古レゴボックスをひっかきまわしましたら、それほど紛失もしていないようで、下の写真のような品々が出てまいりました。
ところでPeeronの該当ページ(→こちら)を見てみると、
どうも私はこのセットを2つ買ってるみたいですね。けっこう入れ込んでたんだな〜。
で、この歯車を総動員して、40年ぶりぐらいに組み立てたのがこの怪しげなる装置。実はこれ、ハンドルをまわすと、子どもの頃へとひとっ飛びできる、タイムマシンなのでございます。