SSブログ

#181 4.5Vモーター付 汽車セット [鉄道シリーズ]

#181b.jpg

1972年はレゴの鉄道シリーズが大刷新された年でした。それまでの製品がほとんど絶版となり(レールは存続)、新製品が一挙登場しています。#181はその中のもっとも標準的なモーター付き列車セットです。もっともこの年は何故か日本版カタログが発行されす、しかも次に発行された1973年版カタログにも#181は掲載されていないのは謎。1974年版カタログでやっと初お目見えしていますが、店頭ではずっと早くに売られていたのではないかと思います。
 で、鉄道シリーズの新製品では何が変わったのかというと、車両の下回りの構造が大きく変化しています。それまでは床板、連結器、車輪、車軸受けなどの部品を組み立てていたのに対し、下回りが一体化した「台車」が用いられるようになって、構造の簡略化と同時に軽量化(おそらくコストダウンも)されました。
 機関車の床板には従来と同様、中央にモーターをはめこむ開口部があるプレート板が使われていますが、前後の連結器が一体化した専用部品が使われています。色が赤なのは#181の特徴で、さらに当時は珍しかった黄色の窓部品が、前照灯や運転室部分に使われているのがお値打ちでした。「181」の文字はステッカー(シール)で、それまでの金文字がプリントされたブリックに比べてチープな感じがして、ちょっと気にいりません。それにステッカーは、古レゴ収集の上ではいささか困りものなんですネ。部品はコンプリートなのに、ステッカーははがれちゃっている、あるいは破れたり、汚れたりしているという場合が存外多いんです。無いと間が抜けて見えるし、かといってそれは本質的な問題ではないような気がするし……。
 当方の#181はオークションサイトを介しイギリスの個人から譲っていただいた「鉄道レゴいろいろ」の箱から出て来たもの。ステッカーも完全だし(どうせなら真っすぐ貼ってほしかったけど)、箱はないものの説明書もついていました。
 ちなみに信号機もこのセットの付属品です。電池を入れる「バッテリーカー」も新機軸ですが、これは別項で詳しくご紹介したいと思います。なお#181のPeeron該当ページはこちらです。

#181c.jpg
※画像をクリックすると大きめの写真を見る事ができます。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

#354 警察署#652 フォークリフト ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。