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#120 貨物列車セット [鉄道シリーズ]

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オールドレゴラヴァーズのみなさま、おひさしぶりです。およそ6カ月ぶりの更新ですが……。まあ余計な事は言わず、先へ進みましょ〜。

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 この#120は1968年に、レゴの鉄道シリーズ第1陣として発売された一連の製品群に含まれていました。列車セットとしては他に#116#119が同時に発売されていて、それらに比べると簡素な内容といえる#120は価格を抑えた入門セットと位置づけられていたのかもしれません。レールは単純な円形。Peeronの該当ページはこちら。何故か発売年が1969年となっていますが、これは間違いかと思います。
英語の商品名はComplete freight train set with tipper trucksで、日本発売時の名称は「貨物列車セット(モーター付)」でしたが、1971年のカタログでは単に「列車セット」となっています。
 なおセットされている貨車は#125「チッパー貨車」として単品販売もされていました。ご覧のように上部の荷台を傾ける事ができ、砂利や鉱石に見立てた1ポッチのブリックを砂利や鉱石に見立てた積み荷にして遊ぶ事ができます。
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 当方の#120は最近、オークションサイトを通じイギリスの個人から譲っていただいた物で、元箱と、かなり傷んでいるものの説明書も付いていました。車両が組立済みの状態で収められていた#116などとは違い、部品がすべてバラバラの状態でパッケージされています。面白いのは、箱の右端に単2乾電池3本を収める凹みがある事。世界各国に流通した商品なのに、乾電池まで付属していたのでは、重量がかさんでしょうがないだろうに……と思いましたが、よくみると箱の該当箇所にはSpace for 3-1.5V sealed batteries to complete this giftと記されており、つまりは子どもにプレゼントする時に、ここに電池を入れておいてあげれば、すぐに遊べますよ、という事のようです。
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 さて#120の機関車、当方にはとても好ましいスタイルに感じられます。支線用の小型SLを模しているのでしょうか、背の低いボイラーと長い煙突を持つ、可愛らしいプロポーションをしております。日本では小型のSLといえば炭水車のついていないタンク機が主流で、こういうタイプは存在しなかった事もあり、いかにもヨーロッパ調に感じられるのでありました。下の画像はドイツの老舗鉄道模型メーカーであるフライシュマンの1975年版カタログ(英語版)からの転載で、同社が発売していた小型テンダ機です。#120の機関車に良く似ていますね。
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 これからはもう少し真面目に更新していきたいと思います。よろしくおつきあいのほどを。

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