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#156 シグナル [鉄道シリーズ]

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 いかにもヨーロピアンな味わいの腕木式信号機であります。例によってPeeronで調べますと、発売初年は1968年で、鉄道シリーズの初期に登場している事になります。
 この信号機はタダモノじゃありませんですよ。ただのアクセサリーではなく、ちゃんと列車を停めたり発車させたりできるんです。
 #156には信号機2基の他、付属品として4×2ポッチのブリックに納められたバネ入りスイッチと、配線用のコードが含まれています。このスイッチを、機関車のモーター部の下部に装着します。スイッチの上部にあるプラグがモーターのジャックに差し込まれる形で、しっかり結合されます。バッテリーボックスからのコードは、このスイッチにあるジャック孔に差し込みます。
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 さて信号機の方は、下部のレバーを操作する事で腕木が上下。同時に2本のレールの間にあるプレートの高さがわずかに変わり、腕木が下がった状態(停止現示)の時にプレートが上がります。機関車がこの上にさしかかると、モーター下部に取り付けたスイッチがプレートと接触してオフになり、列車は停まります。信号機のレバーを操作して腕木を上げると、プレートも降下してスイッチがオンになり、列車は再び走り出すという仕掛け。
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 息子が遊んでいるプラレールにも似たような仕掛けがありますが、見ていると走っている機関車を下から持ち上げる仕組みで、停止中も車輪は空回り、モーターもウンウンいっております。その点、回路をオフにする仕組みのこのレゴの信号機は、スウッという感じで列車が停まったり走り出したりして、きわめて気持ちがよろしい。しかも動作は確実、スムーズ、そして静かなること林のごとし。40年前のオモチャですヨ。さすがですね〜!
 さて下の写真は最近、国内オークションサイトを介し譲っていただいた箱入りの#156です。お店で売っていたままの姿。覚えてますよ、このパッケージ。こんな物が残ってるなんてえぇえぇ……(号泣)。
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